【取引＋本の話その一】

こんにちは。

本の話

本職は大学教授で19世紀フランスを専門とし、数々の著書を出している
作家でもある鹿島茂

一時フランスのモードと風俗にハマって彼の作品含む専門書を
読みあさりましたが、いつの間にか疎遠になって

ふとしたきっかけで鹿島茂の名を思い出し、かつて所有していて
行方不明になっている「明日は舞踏会」を買い直し、ついでに

butoukai

「パリ五段活用」「パリ時間旅行」「クロワッサンとベレー帽（ふらんすモノ
語り）」「パリの秘密」を買ってみました（いずれも文庫）←今日AMAZONから
届きました

あー、フランスにハマったのが高校生時代だったら間違いなく彼の講義を
聞きたくて共立女子大行ったでしょうね＞＜

「19世紀フランスに旅をして、一年間、生活するには何に幾ら使ってやりくり
するか？」とかいうお題で学生にレポート書かせたりしたそうですよ。
楽しそうじゃないですか。

本を読んでいるだけでも「19世紀フランスオタク」みたいな作者のハマりっぷり
熱狂度はよく伝わってくるのですが、そういうタイプの人にありがちな
ひとりよがり感はあまり無くて、とても読みやすくわかりやすく情報量が多いです

今まで読んだ中で一番のお薦めは、19世紀のフランスで生きていくノウハウを
バルザックやフローベールの作品の登場人物絡めて書いた「馬車が買いたい！」
なのですが（ハードカバーで、サントリー学芸賞受賞作）
「明日は舞踏会」は、「馬車が～」の女性主人公版ともいうべき本で
表紙の絵に象徴されるロマン主義時代のまさにロマンティックなドレスの
図版（ファッションプレート）の数々が載っていて、目の保養にもなりますし
これもお薦め

他の本はこれから読みます。楽しみ～

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