アニメ特集
アニメージュ、アニメグランプリアニメソング部門
ベスト10の3回目。
第18回(1995年度)
ヤマト、ガンダムに続く第三次アニメブーム到来!かな。
マクロス等もヒットしたけれどアニメファン以外の人には
あまり知られていないと思う。
なにかこの年は狙いすぎな位業界全体で「(受けを)狙った」
作品が多かったように感じます。
◎スレイヤーズ
絵柄的には好みじゃないけど放映当時、人気ある
らしいと知ってどんなものかと見てみたら意外に
面白かったので時々見てました。ヒロインの声
あててる声優さんが主題歌歌っていますがこの後も
次々ヒット飛ばしています。
躍動感のある歌い方が◎^^
◎レイアース
人気はスレイヤーズと同格・・・やや上かな。
CLAMPは市場リサーチしっかりしていますよね。
狙いすぎが鼻につく時もあるけれど。
順位が上のほうのOPは作画枚数6000枚らしいです。
通常の30分のTVアニメが3500枚位なのでものすごい量ですが
動画を見る限りでは枚数の大半はバックの花びらや
エフェクトなど効果の部分ですね。花びらは多い所では動きが
何層にもなっているのでかなり枚数ある筈。(手前、中央、奥とか
セル分けしてて距離感出すように撮影していると思う)
花びらが光っている所や周りにブラシかかっている所等は
別紙で処理の指定するので×2枚になります。
だけど6000枚はいってないと思う^^;
枚数多いのは確かですが「伝説の6000枚!」という話題
作りの為に水増ししてますね、きっと。(この動きで6000
だと劇場用作品とかものすごい事になるw。しかしこのテの
エフェクトはロボットものやってると頻繁にあるし、
花びらみたいなのもやった事あるけど作業的にはとても楽です。
背景動画とか・・・死にますよ、大変でw1カットに5日位かかった事
あったっけ。本編では見せ場で使われる事が多いので放送見た
時の達成感、満足度は高いけど。)
◎幽遊白書
漫画が面白かった。途中からアシスタント使わなく
なって背景なしの手抜き作画になったのが残念;
(掲載誌ジャンプとひと悶着あったらしくてその詳細を
書いた本をコミケで配布?していたとか・・・)
アニメはいわゆる腐女子な方々に大うけでしたね。
時々見てたけど普通に面白かったです。
◎耳をすませば
人物の顔の表情をリアルにする為と言って顔に「皺」
をつけたのがなんだか・・・。もともとリアル志向の絵では
ないのにマイナスにしかならないだろうと思って
いたら案の定、顔は若いのに表情は年寄りみたいな
妙なキャラの出来上がり。作品のイメージ的にも
「狙いすぎ」が逆効果だったかと。個人的に・・・こういう
雰囲気は狙って作るものではないと思います。
◎ガンダムW
ヒロインのキャラクターが面白そうで興味有り。
これはもう露骨な位腐女子層を狙いにいってますね^^;
「狙いすぎ」が大当りしたパターンかな。OPも掴みが
よくて良い出来だと思う。
第31回(2008年度)
1位の獲得票数が350票って・・・。
1995年度1位の獲得票数は2655ですよ?
と思ったら最近の回は皆投票数少ないんですね。
10位が二桁だし。うーむ。
CG処理全開な画面見てるとどうもやはり物足りない。
線は綺麗なんだけど質感なくてどれ見ても同じ印象。
私が仕事していた時は鉛筆の硬さや描き方で質感出す
ようにと厳しく言われて最初は何度もリテイク出された
ものですが。
HB、B、2Bの鉛筆使い分けして紙に描いて1枚1枚撮影して
いたクリンナップを今はPCで絵を取り込んで「ペンツール」で
トレースしているそうですね。(色つけ作業簡略化の為に)
・・・それでは手描き(作画)の味なんてものは無くなりますね;
すべてを手作業でこなすのはとても手間がかかるけど、すべての
工程に人の手がかかわっていた事、スタッフ1人1人の仕事の結果が
全部画面に反映される事が良い意味での緊張感を生んでいたと
思います。↑(ほぼ全部手描き)↓(人物、メカの一部以外ほぼCG)
見比べてみてください。
◎家庭教師ヒットマン
このOPの花びらはCG処理だと思いますが↑のレイアースと
比べてみてください。手描きとCGの違いがよくわかります。
◎銀魂
たまたまTVつけたらやっていたので見てたら面白かった。
何度か見たけど人気投票の回が面白かったな。
・・・って今気付いたけどこれ、サンライズ作品でしたw
◎サンライズ作品(ガンダム00、コ-ドギアス、銀魂)
これもサンライズ無双、なのか。私が仕事していた頃とは
なにもかも違いすぎる・・・(-_-)ウーム
もう私は全く関わっていないので他所の会社って感じですね。