最近読んだ漫画・本の感想
合戦途中ですが(初日昼)戦功稼ぐのに
疲れたので気分転換にブログ更新。
最近読んだ漫画・本の感想です。
(個人的お薦め度は◎←〇←△←×の順)
「まんぷく東京」まめこ著 〇
グルメエッセイ漫画。
東京の名店を紹介しています。
人物も料理も絵は簡素であまり魅力を感じ
ないですが、グルメ漫画として読めば結構
楽しいです。どの店のどんな料理がどんな
風に美味しいか、よく伝わってきます。
食材の組み合わせや味付けは、家庭料理
でも試したくなる感じ。
本の帯には「デビューの言葉から伝説の
スピーチまで、未収録・未発表のエッセイや
文章が大集合。」とあるのですが、要するに
今まで収録されなかった文章の寄せ集め、
まさに雑文集です。
この作家の翻訳は大好きで(フィッツジェラルド
の「グレート・ギャツビー」を除く)小説家としては
好みではないのですが、エッセイは上手い人
というイメージがあったので期待して読み
ましたがちょっとがっかり。
でも小説家としての村上春樹も好きな人には
興味深い内容なのかな?とも思います。
「きのう何食べた?」①~⑧巻
よしながふみ著 〇
弁護士と美容師の中年ゲイカップルの食生活と
調理の手順が短いながらもよくまとまっている
エピソードと共に紹介されていきます。
ゲイカップルといっても会話はそれっぽいですが
H描写など直接的なものはありません。
(BL苦手な私でも抵抗なく読めました。)
グルメというほどでは無く身近な安い食材で
食をそそる感じの料理を作るのがミソの漫画。
毎回紹介される料理は幾つか試してみましたが
うちとは味の好みが違うようで、参考にしつつ
アレンジして作っています。
レシピ本というより、料理のレシピも載っている
普通の漫画として面白く読めるので料理を
しない方にもお薦めです。
コメディタッチでショートショート形式の猫漫画。
人物や猫の顔と体と手足を別々に描き、組み
合わせ、背景を流用、同じコマを何度も表示
する等、Flashアニメーションのような技法で
作られていて、アニメを見ているような感覚で
読める珍しい本です。
猫や人間の表情やポーズが秀逸。
作者の飼い猫達はそれぞれキャラが立って
いて、フィクション混じりとはいえ人間っぽい
その生態が実に楽しく描かれています。
作者は自称「あまのじゃく」で、それを感じる
所も時々ありますが・・・。
気楽に読めて気分転換でき、繰り返し読ん
でオチがわかっていても楽しく読める漫画。
お薦めです^^