姫くじ7枚と本の感想 - 趣味日記Passage

こんにちは。

今、スティーヴン・ミルハウザーの「マーティン・ドレスラーの夢」
という本を読んでいます。

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ピューリッツァー賞受賞作で、

「世界、というものを構築する事」に捕らわれている男の話。

ベストセラー作家の作品やライトノベルのようにさくさくと読み進むの
ではなく、1P1Pじっくり味わいながら読みすすめていくのが
しっくりくる感覚は、須賀敦子のそれに近い。

須賀敦子の場合には「人」に拘りを感じましたがミルハウザーの
この作品は「世界観」に拘りを感じます。

身近な所から小さな世界を構成する様々な要素に惹かれていった
主人公が、やがては自分で構築したいと思って｡｡｡

19世紀末～20世紀初頭のアメリカが舞台という、レトロでリアルな
設定だけれど幻想的な風味も併せ持つ、微に入り細に入りの人物、
情景描写が素晴らしく、読み応えがあります。良質の映画を観て
いるかのよう。
翻訳も良好で、言葉選びのセンスや品がいい。

賞をとった＝面白いとは限らない作品が、ままある（ように感じる）中で
本物、の匂いがします。今のところ。

読み終わっての感想はどうかなぁ｡｡｡

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昨日のログインボーナスで33－56を除く各鯖1枚づつ、姫くじが
配布されました。

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65鯖