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【新章その後+本の感想】

こんにちは。

本の感想


ryouri
(画像はAMAZONより転載)

【「料理研究家」たち】宮葉子著

「この誌面に載っているきれいな料理を作っているのは誰だろう。
料理研究家」や「フードコーディネーター」という職業を知ったのは
このころだった。
まずは、とポスター広告に載せる料理を作っている人に会いに行った。
美大を出たという彼女は、目の前で、アクリル絵の具で派手に塗った
サラダボウルに、野菜を詰め込んでみせた。
でき上がった写真は美しかったけれど、自転車置き場につながれた犬
みたいに、野菜が間違った場所にいるような気がして、質問したいことが
私の中からしゅっと消えてしまった。」(本文より引用)


・・・いきなり本文引用から始めたのは、この本が料理研究家
雑誌などでよく見かける流行りの

「カリスマ主婦」「女性の憧れ、かつ羨望の的」

的価値観で捉えたり、声高に賛美する内容では「ない」事が
わかりやすいと思ったからです。

この本は、5人の料理研究家という肩書きを持つ女性への
インタビューを元にしたルポルタージュとして、やや距離を置いた
視点で書かれています。

丁度、そんな感じの本を読みたいと思っていたので興味深く
読みました。


読んでいて清々しい気分になれて参考になるような本も好きなのですが。


私は料理研究家に対してある種の疑問を抱いていました


「いつも料理本に載っているような綺麗な料理ばかり作っているの?
味は美味しいの?」



味は好みの問題もあるので美味しいというのはちょっと違うかも
しれません
要するに、多くの人が「まずい」と言うものではないものと解釈して
ください


あるTV番組の、料理研究家を発掘するコンテストで優勝した主婦が、
優勝するために(料理研究家になる為に)同じ料理を一ヶ月間作り
続けたと言っているのを見て、オイオイ・・・^^;と。

まぁ確かに「研究」熱心ではあるのだろうけれど、さくっと作れなきゃ
プロでやっていけない気がしたし、同じ食事を一ヶ月付き合わされた
(そして今後も)家族は大変だろうなと

これもやはりTV番組で、料理写真を綺麗に撮る為にスタイリストが
あれこれ小道具用意して配置を変えて写真を何度も撮ったり
出来上がった料理に霧吹きで水をかけたり油を塗ったり・・・

見ながら(あぁ、料理の味が・・・冷めてしまう・・・


雑誌やネットでよく見かける如何にも美味しそうな料理写真も
このように作られているのかと。

試しにデジカメ使って自分でやってみた事もあるのですが結論は、

写真撮るのが上手くて料理が出来立てでなくても気にならない人に
お任せしよう・・・

なので料理写真はいつも借り物使わせていただいています
過程はともあれ、美味しそうに見えたほうが良いだろうと思うので。



前置き長くなりましたが
この本は研究熱心な料理研究家たちがそれぞれ目指す理想と
仕事内容を詳しく紹介し、主に彼女たちが語る言葉から漏れてくる現実を、
ややシニカルな視点で書かれたものです。


撮影に使うシフォンケーキが理想通りに出来るまで一晩中、11個も
焼き続けたという話や

高級食材使って豪華な料理を教室では教えているのに仕事の後
疲れた時は自宅用に出来合いのお惣菜を買って帰って、家族に
「自分たちを大切にしていない」と言われていたり

無理をしないのが理想と言いながら、料理写真を撮る際指輪を
外そうとして、どうしても外れなかったり

「先生と呼ばれると、何か偉そうな事言わないといけない気持ちに
なっちゃう」から先生と呼ぶの禁止、と言いながら作者によると
「本のあとがき」のような事を熱く語っていたり



・・・私はここまでしませんし、料理研究家になりたいと思った
事もないけれど、結構な見栄っ張りなのでw読みながら「あー痛い、
痛い」と思いつつ、生の人の声を聞けた気がしてちょっと安心
したりもしたのですよ、カリスマでも理想でもない「現実」に。

これって当たり前の事のようですが、




他人の完璧でない・綺麗でない部分が見えたら「絶対に許せない」
人たちというのも世の中には存在していて

そういう困った人たちに始終張り付かれていると生きにくいもの
だな・・・と思うこともしばしばなのですよ私^^;

彼女・彼らは自分の中には欠点が一切無いと思っているか
思っていたいみたいです



この本読んで、そんな事をずーっと、頭の隅で考えていました。


作者はこれが処女作だそうですが、その割にはまとまりがよく
視点が明確で、わかりやすく読みやすい、良本だと思います。

本全体を覆うやや暗めのトーンとシニカルな部分が気になりますが、
最終章でその理由が明らかになります。

ベストセラーには決してならないであろう、読む人を選びそうな本
でもずっしりとした手応えを感じました。

*******************

サブの57-64鯖は城主Lv30になりました。


プロフ画像は

prof


槍砲で揃って、使いやすい島津

足速くて攻撃破壊もそこそこあって、絵も好みで好きなカードです


隠し玉は、季節くじとイベ等でGETしたものが、



kakushidama


まだこの位残っています・・・


高橋Pは、見る度ムカムカするので消してしまいたいのですがねw

無駄に✩の数が多いので微妙に使ったまま持ち越しになりそうです


追記

これ書いた後、追加合成したら7枚全部何もつかずに失敗、天下くじが


125tenka

これとかヒドイw


所領は✩8、3334を1つ取った後は、僻地の城→大殿近くに✩7の1515を
取り、残りも四方に拠点を作って1515を取りました。

出遅れると3334あっという間になくなりますね

天下統一戦で兵大量補充出来るので、生産はそこそこあればいいかなと。


同じくサブの1-32鯖は城主Lv16です・・・

所領は1515のみ
ここは専守防衛


内政はぼちぼちやってますー

 
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